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メタルポイント

メタルポイント商品画像 今から500年以上も昔、鉛筆のない時代の筆記具「メタルポイント」をご存知でしょうか? ファン・アイク、デューラー、レンブラントなど、多くの画家たちもメタルポイントによるデッサンやスケッチを残しています。 C.チェンニーニの『芸術の書』(1400年頃)によると、板や羊皮紙、紙などに、白く焼いた骨灰を地塗りして、 先を尖らせた銀や鉛、真鍮などの金属棒を用いて描画するとあります。 銀や真鍮といった金属を削って生まれる描線は、鉛筆(黒鉛)とはまた異なった風合いが楽しめます。
また、経年による金属の酸化によって、描線は黒から独特の色調へ徐々に変化していく事も、メタルポイントの魅力です。
いにしえの巨匠が使用した素材は、ギフトにはもちろん、 素描材料としてプロからアマチュアまで、幅広くその描画表現に満足いただける材料です。 先端形状は基本形状のCorn(円錐)と、もう一端を応用性の高いBeveled(斜角)に仕上げた、オールハンドメイドの逸品です。
2ミリ芯ホルダーに入れてご使用ください。今と昔を繋げる描画材料です。
【価格】芯のみ  銀 2,325円 / 銅 1,500円/ 真鍮 1,500円 (税別) 【各サイズ】径:2mm / 長さ:50mm シルバー芯

Q and A

メタルポイントのペン先の画像 Q なぜ、金属で描けるの?
A 画面の表面を擦った時、金属の先端が摩擦で削れ、微粒子の金属粉が筆跡として残ります。 空気にふれることで黒くなり、時間の経過とともに銀は褐色に、銅や真鍮は緑っぽい灰色に変色していきます。 これは、空気中に含まれる酸素や硫黄分との化学反応によるもので、独特の柔らかな色調に変化していきます。

Q 何に描けるの?
A 金属が削れやすいように、下地塗りがしてあるものなら筆跡が残ります。 紙では表面に塗工してあるアート紙やスノーマット紙、また下地処理の施してあるキャンバスはそのままでも描けますが、 筆跡は淡く、濃淡が表現しにくいので、より発色をのぞむなら下地塗りが必要です。 簡単な方法としては、紙や板の表面にチタニウムやジンクが含まれる水性絵具を塗ったり、面胡粉などの炭酸カリシウムや白土・リトポンなど 粉状の体質顔料を水性バインダー(膠やアートレジン等)で練り、好みの濃度に薄めて下地として塗ります。 おすすめは専用紙のシルバーポイントペーパーです。下塗りせずに濃淡や筆圧の表現がしやすい上、消しゴムも使えるのでドローイング作品に最適です。 メタルポイント汁専用紙のシルバーポイントペーパー

商品ラインナップ

メタルポイント(芯のみ) 銀 2,325円 / 銅 1,500円 / 真鍮 1,500円(税別)
シルバーポイント(銀筆/ホルダー付き) ステッドラー社製軸/ロットリング社製軸付き  各3,225円(税別)
メタルポイント(銅筆/真鍮筆の2種。ホルダー付き) ステッドラー社製軸/ロットリング社製軸付き 各2,485円(税別)
シルバーポイントペーパー(メタルポイント専用紙) 4/6判 750円/ B2大 400円/ B3大 200円/ B4大 100円(税別)

ホルダー付きメタルポイント商品写真

ウエマツ店内では、メタルポイントの試し描きがシルバーポイントペーパーでできます。 お気軽にお越しください。
店内で試し描きできますの写真

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